円盤投げはターンで記録が決まると言っても過言ではありません。

重心移動が上手くできていて素早いターンを行うことができれば、円盤は遠くまで投げることが出来るでしょう。

しかし、そうは言っても上手くターンをすることは難しいです。

バランスが上手くとれなくて転倒してしまったり、なぜか中々上達しなかったり・・・。

そんな時、お薦めしたい方法が”上手な選手を見る”ことです。

あんな風にターンを回れるようになりたい、と思って今の自分と比較をしていくことで円盤投げの上達スピードは段違いになります。

ここでは、2名の円盤投げ選手のターンやフォームについてご紹介をしていきます。


1.ユルゲン・シュルト選手

まずは、世界記録保持者のユルゲン・シュルト(Jürgen Schult)選手です。

シュルト選手の記録は1986年に74m08cmという世界記録を記録しました。その偉大な記録は、30年以上たった今でも塗り替えられていません。

シュルト選手は、ターンの時に左手も肩からまっすぐ伸ばした状態で回り、リバースで左手を曲げ、体側に打ち付けるようにして円盤を引きつけていることが分かると思います。

ターンの時に左手を伸ばしことで回転の軸が出来、安定して投げられます。

また、リリースの時には左足を軸にしていますが、円盤に推進力を伝えた後のふらつきを、右足を軸にしていなしていることが分かります。

リバースの時には、反動でどうしてもふらついてしまいますが、左手と右足を使って上手くバランスをとっているのですね。





2.室伏由佳選手

室伏選手は、円盤投げの日本記録保持者です。その記録は58m62cm。

室伏選手は長身でリーチの長い選手です。

回転の時の足運びが他の選手よりもコンパクトな印象で、その分回転スピードが速く感じられます。

室伏選手はターンの時に重心の低さがそこまで深くありません。ですが、リリースの時の円盤の投射角度は最も理想的とされる35度から40度の間くらいになっているように見えます。

これは、シュルト選手のように肩からまっすぐ角度を固定するように円盤を持つのではなく、左側で高く右側で低くといった角度の緩急がついているためです。

この緩急にのせて円盤をリリースするために、円盤のリリース後には手の位置が肩よりも高い位置になっています。


3.まとめ

ここでは2名の円盤投げ選手について見てみました。

円盤投げの投げ方は基本的なフォームはありますが、良く見てみると人によってばらつきがあります。

それは、より自分に合った円盤投げの方法を模索した結果であるからです。

もし、
「円盤投げの成績が伸びない」
「上達していない」
と感じているようでしたら、自分に合ったフォームを模索するチャンスかもしれません。

自分に合った円盤投げの投げ方を探すには、実際に活躍している選手のプレーを何度も見て研究して真似をしてみるのが一番です。

幸い、動画サイトにはプロの凄い選手たちのプレー動画が山ほどあります。それらを上手く活用できるかどうかはあなた次第です。

あなたに合った最高のフォームが見つかることをお祈りしています。