「円盤投げっていつからされているの?」
円盤投げをしていると、ふと思うことがあります。

『投げる』という行為から、やり投げのように狩猟にも使われていそうなどと予想はしてみるものの、フルターンなどは投擲目標と反対側を向いてから行うので命中精度も低そうで違うかな、などと考えてみたりしますが、実際のところはどうなのでしょうか。

円盤投げはいつから何の目的ではじめられたのか、考えてみると謎が深まるばかりです。

そこで、今回は知っているようで知らない円盤投げの起源や歴史についてお話ししたいと思います。


1.円盤投げは古代オリンピックの時代からあった!?

円盤投げの歴史は古く、歴史上はじめて登場したとされているのは、古代オリンピックの時代になると言われています。

その記念すべき最初のお目見えは紀元前708年の第18回大会。

当時の円盤投げは、最初から独立した競技ではなく、トライアスロンのような複合競技で現れたようです。

その名もペンタスロン。名前通り5種目の複合競技で、円盤投げの他に短距離走や走り幅跳び、レスリング、やり投げを1人で行い、3冠を獲得した者が優勝したと言われています。

全然種目も違いますし、トレーニング方法も全く異なる5種目では、簡単には優勝できそうにないですね。

やり投げの起源は、実は狩猟と誤解されがちですが、軍事訓練の一環で行われていたそうです。一方、円盤投げは何のために始まったのかを調べてみると、純粋に競技として生まれたのではないかと考えられているそうです。




繰り返しになりますが、円盤投げはギリシャ神話の最高神ゼウスに捧げるスポーツの祭典である古代オリンピックで生まれた競技です。

円盤投げが純粋に競技のために生まれたということは、純粋に神様に捧げるために生まれたようなもの。

そう考えると、円盤投げはやや異色の起源のように感じられますね。


2.円盤投げのターンはいつから行われているの?

古代ギリシャ時代の円盤投げは、四角い台座の上でスタンディングスローのように投げられていたと考えられています。

それでは、現在私たちが円盤投げ上達のために毎日のようにトレーニングしているターンはいつから行われているのでしょうか。

これが、実はかなり最近の話で1936年に開催されたベルリンオリンピックでの大会が初舞台だったと言われています。

フルターンをはじめて行ったのが、カーペンターというアメリカ人選手。

カーペンター選手は見事に優勝し、このターンをベースに改良を加えたものが現在スタンダードになっている投げ方になったと言われています。


3.意外と知らない円盤投げの起源や歴史のまとめ

円盤投げの起源を知ることで、より円盤投げが好きになっていただけたのではないかと思います。

古代オリンピック時代から行われていた歴史ある競技、円盤投げ。

その投げ方は何代も何十代も伝えられ、改良され、今の形になったのだと思うと、何ともロマンを感じずにはいられませんね。

「私たちもしっかりと後世に円盤投げを繋げていきたい」とモチベーションになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのためにも、トレーニングをしっかり頑張って、円盤投げを上達させていきましょうね。