円盤投げをしている選手にとって、遠くに円盤が飛ぶというのは何よりも嬉しいことだと思います。飛距離が伸びることで上達を感じられている方もいらっしゃるでしょう。

そんな時、ふと思うのが、
「どれくらい遠くに投げられれば良いのだろう」
ということ。

当然、より遠くへ投げていきたいと思うのでしょうが、それにしても目標は重要です。

そこで、ここでは円盤投げの記録についてお話ししたいと思います。


1.円盤投げの中学記録

まずは、中学生の大会記録からご紹介します。

中学生が出場する全ての陸上競技大会を合わせた記録は次のようになります。
・男子円盤投げ:石山 歩 (2011年) 69.08m
・女子円盤投げ:齋藤 真希 (2015年) 44.57m

男子の円盤投げ記録は、2016年のリオオリンピックで金メダルをとったクリストフ・ハルティング選手よりも長い距離を飛ばしています。これは中学男子円盤投げの円盤が1.5kgと軽いのが理由です。
 
それにしてもこれだけの距離を飛ばせるのは選手の力量が優れているのは言うまでもありませんけどね。

一方、男子円盤投げとは違い、女子円盤投げは、一般女性と同じ重さ(1kg)で投擲を行います。ですが、中学記録ではすでに40m以上を飛ばしているようです。

中学男子円盤投げでは60m、女子円盤投げでは40mを目標にすると、全国大会でも活躍できそうですね。


2.円盤投げの高校記録

次に高校生の記録を見ていきます。

高校生が出場する全ての陸上競技大会を合わせた記録は次のようになります。
・男子円盤投げ:幸長 慎一 (2016年) 56.65m
・女子円盤投げ:郡 菜々佳 (2016年) 51.25m

高校記録を持っている2人の選手ですが、実はどちらの選手も砲丸投げの高校生記録ホルダーでもあります。

『2種目を兼ねる』ということに、
「円盤投げの練習時間が減ってしまうのではないか」
と危惧される方もいますが、実際にはそれぞれの競技を上達させることで相乗効果を出しているのかもしれませんね。

高校では、男子円盤投げで50m、女子円盤投げで45mくらいを目標に練習をすると全国大会でも活躍が期待できそうですね。





3.円盤投げの日本記録

いよいよ、一般男子と一般女子の円盤投げの日本記録を見ていきたいと思います。

円盤投げの日本記録は、
・男子円盤投げ:川崎 清貴 (1979年)  60.22m
・女子円盤投げ:室伏 由佳 (2007年)  58.62m
となっています。

川崎選手の記録は、35年以上たった今でも塗り替えられていない、凄まじい記録です。女子円盤投げでは、中学、高校、一般と7mずつくらい記録が伸びているようです。

残念ながら川崎選手の投擲の動画は残っていませんが、室伏選手の投擲の動画は動画サイトで見ることが出来ます。ご興味がありましたら、こちらのサイトをご覧ください。(https://www.youtube.com/watch?v=V4xzTXDg_WI)

室伏選手のターンはバランスが取れたスピードのある美しいターンで是非とも真似してみたいターンです。


4.円盤投げの世界記録

最後に、世界記録から見ていきましょう。
世界記録は、それぞれ下記のようになっています。
・男子円盤投げ:ユルゲン・シュルト選手 (1986年) 74.08m
・女子円盤投げ:ガブリエレ・ラインシュ選手 (1988年) 76.80m

それぞれの記録が樹立したのは1980年代。この時代は円盤投げの黄金時代とも言える時代で、優れた選手が続々と登場しました。

それは、30年も塗り替えられない世界記録からも明らかでしょう。

ちなみに、2016年のリオオリンピックの男子円盤投げで優勝したクリストフ・ハルティング選手の記録は68.37m、女子円盤投げで優勝したサンドラ・ベルコビッチ選手の記録は69.21mとなっています。

どちらもわくわくするような投擲を見せてくれる選手ですが、それでもなお、世界記録の壁は厚いようです。


5.まとめ

ここでは、中学、高校、一般(日本)、一般(世界)の円盤投げの記録をご紹介しました。

円盤投げをしている身からしますと、どうやったらこんなに飛ばせるのだろう、と思うくらいの記録ですよね。

やはり日々のトレーニングに応えはあるのでしょうが。これらの記録を目標に円盤投げの練習に励んでいきましょう。