円盤投げを始めたばかりの人ですと、トレーニングシューズを使用して練習をしている人がほとんどではないでしょうか。

ですが、上達し円盤投げのターンもうまく回れるようになってくると、もっと「飛ばせるようになりたい」と思うのが常。

また、初めての試合が近づいてくると、「ベストを尽くすために」と自分のコンディションに限らず準備を行う方は多いと思います。

そんな時に悩むのが「円盤投げ用のシューズ」です。

そこで、円盤投げ用のシューズの特徴と、選手のタイプによってどのような靴を選べば良いのか、ポイントをまとめました。


1.円盤投げ用のシューズとはどんなもの?

まず、投擲に使用するシューズのことは全般的にスローイングシューズと呼ばれています。

円盤投げに特化したスローイングシューズもあれば、砲丸投げやハンマー投げなど、ほかの種目にも使用できるものもあります。

それでは、円盤投げで履かれているスローイングシューズの特徴とポイントを見ていきましょう。


1.シューズの裏面(ソール)が平ら(または丸みを帯びている)。

ターンをスムーズに行えるよう、円盤投げのシューズの底面は平らなもの(GEO SOLE Type-RD、クリアフラットソールなど)と丸みを帯びたもの(GEO SOLE Type-FT)があります。

平らなものの場合ですと安定感がありますし、丸みを帯びたものの場合ですと回転がしやすくなります。


2.ホールド力がある。

円盤投げに限らず、スローイングシューズはターンのブレ抑止やリリース時の踏ん張りのために、足をしっかり包み、ホールド力があるのも特徴です。

ストラップベルトやソール、側面などを工夫しているシューズも多く、ターンをしても靴の中で足が動いてぶれてしまわないようにするためです。

リリース時にしっかりと踏ん張りたいという方は特に足先のフィット感が重要になってきます。
ハトメ補強(紐を通す部分)がつま先まで伸びているシューズもありますので、こちらを選ぶことをお薦めします。




また、ストラップベルトには、足首を固定するもの(アンクルストラップ)の他に、つま先を固定するもの(フォアフットストラップ)といったものもあります。

アンクルストラップはターンの時にぶれないようにするためのもので、フォアフットストラップは指先までのフィット感をアップさせ、踏ん張りやすくするためのものです。


3.左右でソールが異なるものもある。

円盤投げ用のシューズは、リリース後に踏ん張りがきくように、左右で設計が異なっているものもあります。


2.円盤投げ用スローイングシューズの選び方のポイント

まず、大前提としてなのですが、スローイングシューズを選ぶ際は必ず試着し、ピッタリのサイズのものを選びましょう。

足先に余裕がある場合は、シューズの中で足がずれ、ターンがぶれてしまったりリリース後に踏ん張れなかったりとデメリットが大きくなってしまいます。

「足と一体化」していると感じられるくらいのシューズを選びたいですね。

また、スローイングシューズ選びには自分がどのようなタイプなのかを知ることが重要なポイントになってきます。

具体的には、素早い回転の速さで投げているのか、それともじっくりと重心移動をすることが武器なのか、といったところですね。

ソールに関しては平らなものの方が安定感は増すので、重心移動に注意したい方や初心者にはお薦めです。

まだ始めたばかりだからよくわからないという方や他の競技(砲丸投げやハンマー投げなど)にも使用したいという方は、投擲種目全般に適したシューズもありますのでそちらを選んでみるのも良いでしょう。

はじめて円盤投げ用のシューズを履いてターンをしてみると、あまりにもスムーズに回転出来るので驚くはずです。

理想に近い形にターンが出来、上達したと感じられる方もいらっしゃることでしょう。

スローイングシューズの力を借りると、回転力を高めたり踏ん張りが効いたりなど、メリットがたくさんあります。

ですが、あまりに感覚が違いすぎるので、大切な記録会の前に、実際に履いて練習しておかないと散々な結果になりかねませんので注意してください。