円盤投げをしている皆さん、唐突ですがテーピングを利用したことはありますか。

「いや、怪我をしているわけでもないし・・・。」
というお答えも多いかと思います。

実際、テーピングをしている陸上選手は怪我をしている選手が多いように感じます。

ですが、テーピングには筋を固定したり補強したりすることで怪我を予防する効果があるのです。

ここでは、円盤投げをする時に重要な手首と、ウエイトトレーニングなどで痛めやすい腰のテーピング方法をご紹介したいと思います。

円盤投げ上達のために覚えていて損はありませんよ。


1.手首のテーピング方法

大事な大会を控えている時は練習に熱も入ります。

円盤投げの上達には普段からのトレーニングが欠かせないとはいえ、ついつい意気込んでしまうのも無理からぬこととは思います。そうして、つい熱が入りすぎて手首を痛めてしまった、というような悲しいお話も聞きます。

そんなことにならないように、大会前の練習にはテーピングを利用するのも良いと思います。

手首を保護するためのテーピングはとても簡単で、セラポアテープを手首に1周する形で巻きながら貼り、その上に非伸縮テープを1周貼ります。

テープが手首関節の上を通っていることで手首が固定され、痛みを予防してくれます。

また、円盤投げの練習をしていると、手に力が入り腱鞘炎になることもあります。

痛みがある時のテーピングの仕方は、先程の手首を保護するためのテーピングとは異なってきます。手首に痛みがある時には、テーピングの方法は次のようになります。

1.テーピングする手の手のひらを広げておきます。
2.セラポアテープを、人差し指か小指にかけて、手のひらの中央部分で1周巻きます。
3.2本目と3本目を、手首の下あたりで半分ずつずらして1周するように巻きながら貼っていきます。
4.手の甲の中央を通る形で、1本目のテープと2、3本目のテープをまっすぐにつなぐようにテープを貼ります。
5.1本目のテープの小指側から親指側の手首、人差し指側から小指側の手首に、手首の関節の上でクロスさせる形で2本のテープを貼ります。
6.1本目のテープと2、3本目のテープの上に1周ずつテープを巻いてテープを固定します。




円盤投げは、手首に痛みがあると満足に投げられませんので、本数を投げる時はテーピングをして腱鞘炎を予防すると良いでしょう。


2.腰のテーピング方法

ウエイトトレーニングをしていて、姿勢が悪かったり無理な重量であったりすると起こってしまうのが腰痛です。

円盤投げの選手にとって、ルーティンと言える筋力トレーニングですが、筋力をつけるために痛めてしまったのでは意味がありません。

そこで、予防に効果的な腰のテーピングをご紹介したいと思います。

1.腰幅よりも少し短いくらいに切ったセラポアテープを4本準備します。
2.背筋が伸びた自然な形になるよう、台などに両手をつき、やや前傾の姿勢になります。
3.1本目のテープは両端を強めに引っ張りながら痛む箇所の少し下を通るように斜めに貼ります。テープの端は腹筋に軽くかかるようにしてください。
4.2本目のテープは1本目のテープと交差させるように貼ります。この時、交差するポイントは背骨の上になるようにしてください。大体の角度は30度くらいになります。
5.3本目のテープと4本目のテープはそれぞれ1本目のテープと2本目のテープの上側に、半分重ねるような形で貼ります。

腰への負担が大きいと太ももやふくらはぎが張ってしまい、痛みが出ることもあります。

ウエイトトレーニングを行う時には予防の意味でもテーピングをすることをお薦めします。


3.円盤投げ選手のテーピングの巻き方のまとめ

円盤投げの上達には筋力トレーニングや技術的なトレーニングは不可欠です。

その練習を支えるテーピングもまた、重要な技術になってきます。

とは言え、テーピングはコストもかかりますし、実際の感覚も変わってくると思いますので、普段から頻繁に行う必要はないでしょう。

ですが、大事な大会を控えている時や少し関節に違和感がある時などはテーピングをすることで怪我を予防することが出来ます。そういった時は我慢せずに積極的に使っていきたいですね。