円盤投げのターンをしていて転倒してしまったりぐらついてしまったりしていませんか。

そんな方はバランスを意識した練習をしてみると良いでしょう。

ここではバランスが上手くとれないという方の解決策を、ターン中、リリース時とリバース時に分けてお話ししていきます。

問題を解決して円盤投げの上達につなげていきましょう。


1.ターンの時にバランスがとれない

体に軸が出来ていなければ。回転の時にふらついてしまって転倒してしまいやすいです。回転の速度にもかかわってきますので、早急に対処しましょう。

円盤を投げる時の姿勢は、頭のてっぺんが空からストラップのようにぶら下がっているような感覚を思い浮かべてください。実際には、頭は円盤を追って35度くらい上方を見ることになると思いますが、このイメージで背筋をピンと伸ばすことが出来るのではないでしょうか。

ターンの最中にも回転の軸をイメージすると良いでしょう。

バランスをとるための軸が出来ているかの確認や具体的なトレーニングには、ウエイトトレーニングの時に使う棒(シャフト)を用いたトレーニングが効果的です。

トレーニングの方法は下記のとおりです。

1.地面に20m程の線を一本引き、その端にシャフトを担いで立ちます。
2.シャフトを肩に載せ、両腕をシャフトに絡めるようにして担ぎます。飛脚のようなイメージですね。
3.そのまま、体の軸を感じながら右回り回りながら線の上を歩いていきます。

線の上を歩くときにはつま先を使い、空から一本糸が通っているようなイメージで行ってください。

端まで到達したら左回りで元の場所に戻ります。右回りと左回りで1セット、2―3セット位を目安に行うと良いと思います。

次に、同じ線の上をシャフトを担いだまま線の上を「タンタタン」のリズムで回転します。姿勢は落とさなくて良いので軸を意識してターンしましょう。

このトレーニングも歩くのと同じように右回りと左回りを行い、2―3セットを目安に行います。

最後に、シャフトを担いだままサークルの中にいるようなつもりでターンを行います。

これを10回程行ってみましょう。

このトレーニングを行ってみると、両腕を伸ばしていると左右の体のバランスが取りやすく、軸が出来やすいということに気付くと思います。

このトレーニングを行った後に同じフォームで実際に円盤投げを投げてみましょう。ターンの途中でのぐらつきは少なくとも解消されるはずです。

もし、姿勢を低くすることバランスが取れなくなっていると感じるようでしたら、それは下半身の筋力が足りていないことになります。




そういった方にはウエイトトレーニングで効率的に筋トレをすることをお薦めします。ウエイトトレーニングの方法につきましては『円盤投げが上達するウエイトトレーニング』をご覧ください。


2.リリース後にバランスが取れない場合

「ターンの時にはぐらつかないけれど、リリースの後にバランスを崩してしまう」
という場合には、リリース時の体重移動や左半身のブロックが上手くできていない可能性があります。

リリース時には右足から左足に7―8割くらいの体重を移動させます。そして、体の左半身で右半身を引き寄せると同時に動かないようにブロックをします。

この体幹が弱い場合は、リリース後のバランスを崩す原因になってしまいます。ですから、体幹のトレーニングを行うことをお薦めします。

体幹のトレーニングには、基礎トレーニングのプランクやメディシンボールを用いたトレーニングが効率的です。

プランクにつきましては『円盤投げ初心者におすすめの筋トレメニュー』を、メディシンボールを用いたトレーニングにつきましては『メディシンボールを用いた円盤投げのトレーニング』をご覧ください。

体幹が弱い間はターンのスピードを落として円盤を投げるようにすると、リリース後のバランスが取りやすくなります。また、リリース時のスタンス(足の幅)が狭まっていると踏ん張りが利きませんのでこちらを見直してみても良いと思います。

「どうしても回転をブロックできない」
という場合は、リバースの方法を見直してみるのも一つの手です。

リバースの方法には、リリース後に回転を抑制するノーリバースという方法と、そのまま回転をしながらゆっくりといなしていくリバースという方法があります。

ノーリバースでは回転にブレーキをかけるためにバランスをとるためには体幹や左手足が重要になってきますが、リバースでは体の軸が出来ていればその場で上手く回ることが出来ます。

ノーリバースとは違い、リバースではリリース時の足を左足を浮かせた状態にします。そして、そのまま右足を軸に回転をしながら回転力をいなしていくことになります。


3.まとめ

円盤投げでバランスがとれていないと、ターンをしている最中やリリースの後にぐらつくことになってしまいます。

このぐらつきがありますと、転倒して怪我をしてしまうことがあるほか、姿勢を正そうとしてたたらを踏み、サークルから出てしまうなんてこともあります。

せっかくの投擲がファールになってしまうのは嫌なものです。

バランスが取れていないと感じている方はすぐに直すようにトレーニングしていきましょう。その過程で必ず円盤投げの上達を感じることが出来るようになりますよ。