初心者のための砲丸投げの助走が上達する練習方法について記述します。


1.記録を伸ばす助走とは?

この助走が適切でないとよい記録がでません。

グライドをしたときに、まだ支持脚に重心がのってることと、重心の真下に支持脚がきているかです。

あと、上半身がもうこの時点で前に向いてしまってないか。なるべく低い姿勢から入るといいです。

あとしっかり突出しします。グライド時にしっかりと砲丸を首元につけておかないと身体から離れてしまってよくないです。

多分、よくなってくるとノーグライドより1mはのびると思います。練習は、連続グライドをやるといいです。

タオルかなんかを砲丸のかわりにして、グライドの部分だけを永遠に繰り返します。

グライドでなるべく、大きく進めるように、でもバランスを崩さないようにしてください。


2.場の設定は?

砲丸投の練習において工夫する場の設定は、砲丸の重さです。

この場の設定も上達するためには重要な要素です。

スタンディングでの投げとグライドでの投げの時の砲丸の重さを変えるのです。

スタンディングでは助走スピードが無い分、体全体のバネを使って投げるため、正規の重さより、いくぶん重い鉄球を使用します。

下半身の使い方を覚えます。

一方、グライドでの投げの時は、正規の重さより、いくぶん軽めの鉄球を使います。

これは、試合場でのスピードと投げる距離に近づけるためです。

すなわち、練習中でも、試合感覚で行うためです。

中学男子であれば、5kg、4.5kg、4.0kg、3.5kg、3.0kgの5種類の重さの鉄球を、その日の疲れ具合、練習のねらいに応じて使い分けます。

次に、場の設定とは違うが、砲丸投げで注意することは、投げのリズムです。

グライドはゆっくり、投げは速くのリズムで投げることが大切です。




砲丸投げでの助走スピードを上げればあげるほど、体さばきが難しくなって、失速します。


3.助走の練習方法

7.25kgという重さだから、2時間も3時間も出来るものではありません。

休み休みやって1時間がやっとです。砲丸投げは、助走と球を実際に押し出すまでの連動性が大事です。

最初は後ろを向いて、バックステップから反転しながら、足首膝腰上半身の捻りを上手く使いながら、最後まで球をあご下から離さないようにして押し出します。

説明だけなら簡単だけど、実際には本当に難しい動きなのです。

バックステップから反転する動きと、最後の球を押し出す動きが重すぎてどうしても上手く連動させられません。

助走ステップから押し出す段階に入る前に「よっこいしょ!」と言いたくなるようなタイミングが入ってしまいます。

そこで、まずは助走なしで身体の捻りだけで飛ばす練習をし、徐々に身体にイメージを覚えさせていきます。

そして助走の際、完全に後ろを向いてしまうのではなく、最初から若干横を向いた状態で助走に入り、沈み込んだ状態から捻るように押し出す、という方法に移行します。

「砲丸投げ」でとにかく気をつけなくてはいけないのが、「投げる」のではなく「押し出す」ということです。

とにかく、しつこいくらいこれに注意しなくちゃいけないです。

少しでも遠くに飛ばしたいと思うあまり、真っ直ぐ前に押し出しすぎてしまって、結果的に高さが出ず、飛距離を損してしまっているらしいです。

理想は45度ですが、どうも低くなってしまう傾向があります。

腕投げになってしまうこともあって、こういうときは大抵7mすら超えません。

砲丸投げの初心者は特に、体力を徐々につけながら、助走の練習をしてください。そうすれば必ず上達します。