初心者のための「砲丸投げ」が上達する遠心力の強化法について記述します。


1.記録を伸ばすために必要なカラダとは?

砲丸投げに限らずアスリートが強いパワーを発揮するためには、筋力だけでなく、重力に対して地面から跳ね返ってくる力(地面反力)が必要です。

体重が重ければ重いほど、大きな地面反力を得られます。

ところが砲丸投の場合は、砲丸を首の付け根のところにセットすることが「ルール」で決められているので、「遠心力」をあまり使えないんです。

その分、砲丸投は体重の影響が一番出やすい種目です。


2.体重を増やす方法は?

体重を増やす方法は一つしかありません。食べることです。食事もトレーニングです。

それはどんなトレーニングよりも、はるかにキツイです。

逆算すると毎日100グラムずつ増やせれば目標体重に到達するという計算です。

まず3食、苦しくても必死で腹いっぱい食べます。

主食のご飯は茶碗ではなくラーメン丼に盛って1食につき2合、おかずの量も1~2品増やして、タンパク質、カルシウムとビタミンをたくさん摂れるようにします。

そして、プロテインを1日4回、水に溶かして流し込みます。

もし目標通り100グラム増えていなかったら、パスタやおにぎりなどの炭水化物(糖質)を食べてから寝るのです。

体重増強の次は、遠心力増強すなわち体の「ひねり」です。





3.食事改革がもたらしたカラダの変化は?

まずは”1日3食”を徹底し、バランスの良いメニューを食べることから始めます。すぐに表れた変化は、体調が良くなったことと、ケガが減ったことです。

だから、練習の量と強度を上げることができるようになります。いい食習慣を続けることによって、メンタル面での変化もあります。

気をつけなければいけないのは、ただブクブク太って、瞬発的な力が落ちてしまうことに気を付ける必要があります。

砲丸投げは、体重増加による地面反発力がでてきたら、遠心力のためのひねりが必要となります。

体重を増やしながらも砲丸を押し出すための「動きの速さ」は維持する必要があります。

速さを維持するために、跳躍やスターティングブロックを使ったスプリントをトレーニングに取り入れています。

そのような練習はカロリーの消費量が多いので、同時に体重を増やすことは簡単ではありません。

食事をたくさん食べるやり方では限界があるので、プロテインを飲んでいます。

でも、プロテインを飲めばいいという話ではないのです。プロテインはあくまでも補助です。

基本は1日3回の食事の量と質です。お金もかなりかかります。それを忘れないことが、とても大事だと思います。

砲丸投げの初心者は特に、体力を徐々につけながら、パワー増強してください。筋肉質にすれば必ず上達します。