「砲丸投げ」の基本となる「砲丸投げの正しいフォーム」について説明します。

正しいとは、その人に合致したという意味です。


1.身に付けておきたい考え方


1.目指すチームや選手との関係

全体としてのチーム力はもちろんですが、ブロック(種目)別のチーム力も育てる方向がよいです。

元気に楽しく、声をかけ合い、互いにライバルとして、鍛え合っていく雰囲気を大事にしていきましょう。


2.身に付けておきたい技能、態度について

「投擲物にいかに力を伝えるか?」を常に考え、そのためのトレーニングと技術練習が重要です。

全身の力では、「まずは大きな部位の筋肉」を使い、「小さな部位の筋肉」も使うことを覚えます。

パワーとスピード、身体のひねり、身体の重心移動を活かすようにしましょう。

バランスよく基礎体力を培うことです。

砲丸投げにとらわれず、他の投擲物を投げたり、他種目に挑戦したりすると思いもかけない効果がでます。

陸上競技の楽しさを知るとともに基礎体力をバランスよく高めとよいです。

突き出す(押し出す)イメージをもちます。

砲丸投げは「投げる」のではなく、突き出す(Shot put 押し出す)イメージをもつとよいのです。


2.砲丸投げ のフォームについて


1.砲丸の持ち方 と握り方

・砲丸の中心が中指の付け根にくるように持ちます。




・人差指と小指で砲丸をはさみ、親指・中指・薬指を添えます。

・砲丸が手より大きい、または重量のある場合、人差指から小指の間隔を狭くし指への負担を軽減します。


2.保持の仕方【右利きの場合】

右顎または首付近に、砲丸をつけます。重量のある砲丸は首に付けた方が安定します。

首の後ろまで持っていくと、押し出す時、邪魔になります( (競技規則 第188 条1 砲丸投げ)『顎または首につけるか、あるいはまさに触れようとする状態に保持』 )。


3.立ち投げ(パワーポジション)の構え方【右投げの場合】

・投てき方向に直線を引きます。

・右足のかかと、左足のつま先を直線に合わせ、「ハの字」に開きます。

・右膝を曲げながら、右足(母指球)に体重を乗せます。

・90°右方向に上体をひねります。

・「 砲丸 → 右膝 → 右足つま先 」が一直線になるようにします。

・左手は、腕時計を見るように曲げ、視線は2~3m前方を見て、 バランスを崩さないように、軸をしっかりさせます。

・砲丸を持つ右手は、肘を肩の高さまで上げます( 重く感じる時は、下げて良いです)。

砲丸投げでは、初心者は特に、体力を徐々につけながら、最初の数ケ月は同好会的な遊び感覚で結構ですから、慣れることに専念してください。自然と上達していきます。まずはフォームですね。