初心者のための「砲丸投げ」が上達するサイドステップのやり方について記述します。


1.投てき方法

砲丸を遠くまで飛ばすために、現在は「グライド投法」「回転投法」のどちらかを使用する選手がほとんどです。

この2つの方法が、生み出されるまでは「サイドステップ投法」が使用されていました。


1.グライド投法

アメリカの砲丸投げ選手である、バリー・オブライエンが生み出しました。

そのため、「オブライエン投法」と呼ばれることもあります。

投げる方向に、背を向けて助走と体のひねりの力を加えて投げます。

スピードが活かせることが特徴の投てき方法です。


2.回転投法

円盤投げの投てき方法をヒントに作られており、体を回転して砲丸を投げます。

遠心力により、砲丸に長時間力を加えることができる投てき法です。


2.運動力学のはなし

運動力学を理解した方がよろしいかと思います。難しいことではありません。

作用・反作用という言葉は、聞いたことがあるでしょう。




物を遠くに投げる、高く投げる、その為には、いかに地面を強く・速く蹴って、その反作用を利用するかです。

地面を強く・早く蹴る=力積(力×スピード)といいます。物理学の力積と砲丸投げの飛距離は正比例します。即ち、いかに力積を上げるかを考えることです。

力をつけるには、体重を増やすのも一つですし、トレーニングして下半身を強化するのも一法でしょう。

初心者なら激しい筋トレはお勧めしませんが、自転車漕ぎやアヒル歩きなどは下半身強化には良いかと思います。

あとは、基本であるランニングを継続し、下半身を鍛えていることを強く意識することです。

そして、タンパク質・カルシウム(牛乳が最適)を毎日摂取し、体を大きくする(体重を増やす)努力をすることだと思います。

技術的には、中腰の状態からの蹴り上げと同時に、右手を肩に置いた状態から右腕を伸ばしきるフィニッシュの状態までの工程をできるだけ長く確保する練習を繰り返すことです。

「工程=砲丸の助走距離」を長く確保するイメージです。砲丸投げの初心者は、サイドステップ法も役に立ちます。そうして一日も早く上達しましょう。