初心者のための砲丸投げが上達する体のバネの使い方について記述します。


1.記録を伸ばすバネとは?

砲丸投げの飛距離は、砲丸を投げた瞬間の速度(初速)と投げた瞬間の角度で決まります。

上達のためには、筋力アップして「バネ」を強靭にする必要があります。

しかし、砲丸投は、筋力比べではありません。必要な筋力のバネを習得すれば、記録は伸びます。

トレーニングメニューとしては以下のようなものです。30mダッシュ5~10本(毎日)で瞬発力を鍛えます。

技術練習(毎日) で砲丸を実際に投げるのは、週5日くらいでいいでしょう。

あとの2日は、大きな鏡などでフォームの確認をしてください。

筋力トレーニング(2~3日に一回) ですが、やはり短い期間でもやると、記録は変わってきます。

具体的にはジャンプスクワット20回×3セット、腕立て伏せ20回×3セット、腹筋と背筋を30回×3セットくらいでいいでしょう。

腕立て伏せは楽にできるようなら、身体を上げる時に浮かせてもいいでしょう。

必ず2~3日に一回砲丸投げを行って下さい。足で地面を押す 押す足は右投げなら右足です。

強い選手は投げた時に少し跳ぶくらい地面を押しています。目線は2~3m前の地面 これは上体を倒さないためです。

砲丸投げが強い選手が上体を倒しているのは、それだけの筋力があるからです。

体重移動 これは右投げなら、最初右足にのせていた体重を左足に移動させる感じです。

出来るだけ速く砲丸を押す やはり最後に飛距離を出すのは、押し出す腕の速さです。

45度くらいの角度で、力いっぱい押し出してください。筋肉のバネや体全体のバネは重要です。このバネは距離が伸び、上達に繋がります。





2.全身の筋力

砲丸を何度も投げることで、ある程度筋力はつきます。体力づくりとしていろいろな投げをやりましょう。

後方に両手で投げたり、前方に投げたり、円盤のように体をひねって投げたりします。

メディシンボール投げがあります

大ハンマーヒッティング、すなわち工事で使う大ハンマーでタイヤなどを何度もたたくことです。

バウンディング、すなわち体力が付いてきたらウェイとジャケットを着用します。

体操 バック転など出来るようになると上々です。


3.バネの変化は?

投擲種目の中でも、最も筋力が要求されるのが、この砲丸投げです。

一般男子であれば7.260kg、高校男子でも6kgの金属の球を投げるので、絶対的な筋力は要求されます。

また、砲丸投げには色々なフォームがあります。

一般的なのが、グライド投法と呼ばれる投げ方で、投擲方向に背を向け、重心移動による助走を加え、投擲の瞬間に身体を水平回転させ、砲丸を投げるという方法です。

一方、最近主流になりつつあるのが、回転投げと呼ばれる投法です。

回転運動によって砲丸に加速度を与えるのですが、回転するという特性上、安定せず、一般的にはグライド投法が好まれます。

これも砲丸投げに限ったことではありませんが、フォームを少し改善しただけで、記録が劇的に伸びたという事は珍しくありません。

筋力トレーニングや投げ込みはもちろん、最後の一瞬まで自分の力を砲丸に伝え切るために、フォームのチェック、改善を積み重ねていくことが、砲丸投げの練習のポイントです。

砲丸投げの初心者は特に、体力を徐々につけながら、筋肉によるバネを強化してください。そうすれば必ず上達します。